2015/07/10 13:05
吟醸、山廃、中汲み、ひやおろし…。日本酒を選ぶときに何を基準にしたらいいのかわからないという方も多いと思います。今日はそんな方にちょこっとこれらの単語をご紹介したいと思います。
日本酒度
厳密には少し違うのですが、日本酒度は甘辛度の目安で、+だと辛口、-だと甘口だと言われています。
精米歩合
日本酒を作るときは雑味の多いお米の外側を削るのですが、そのどれだけ削ったかを示すものです。例えば精米歩合40%は60%のお米を削ったということです
吟醸、大吟醸
吟醸は精米歩合が60%以下、大吟醸は精米歩合が50%以下のもののこと。雑味が少ない分、雑味が少ないお酒ができやすいです。
純米、特別純米
純米酒は米と米こうじのみを原料にして作られたものです。醸造アルコールを使用しないため、米由来の風味が豊かです。特別純米酒はそんな純米酒を掛け搾りなどの特別な手法を経て醸されたものです。
生酛仕込、山廃仕込
時間をかけながら自然の微生物(乳酸)の力を利用し、酵母を増やしていく製法を生酛造りといいます。米を櫂棒ですりつぶす山卸しという手間と時間のかかる作業を経て作られます。その山卸しの工程をなくしたのが山廃です。生酛仕込は深い味わいで、山廃仕込は自然の中で培養、育成された強くしっかりした味わいが特徴です。
続きは次回…