2015/07/16 11:27
前回は大体どんなお酒にも記載されているようなことを書きましたが、今回は一部のお酒にしか見られないようなことについて解説していきたいと思います。
あらばしり、中取り、責め
酒粕と酒を分離させるときにどの段階で出たお酒かによって変わります。一番最初にほとばしり出たものをあらばしり、中盤で出てくるものを中取り、最後に少し圧力をかけて汲み取られたものを責めと言います。
生詰酒、生貯蔵酒、生酒
日本酒では品質維持のために行う加熱殺菌のことです。通常瓶詰前と貯蔵前に温湯につけるのですが、生詰酒は貯蔵前に一度だけ行ったもの、生貯蔵酒は瓶詰前に一度だけ行ったもの、生酒は全く行わないものをさします。
貴醸酒
日本酒は普通米100に対して水130を使って作られるのですが、貴醸酒は米100に対して水70、酒60を使って作られます。独特の風味がして、中には日本酒度が-50を超えるものもあります。
日本酒にはまだまだいろいろと種類などもいろいろとあります。奥が深いですね…